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2005.11.02 株式会社四次元データ 長池貴志

2.2 まずは実行してみよう

Javaの特徴を捉えたところで、いよいよプログラミングに入りましょう。
「とりあえずプログラムを動かしてみよう!」ということで、簡単なプログラムを書いてみましょう。

Hello World!

プログラムを実行すれば、「Hello World!」という一文が表示されるという簡単なプログラムです。
テキストエディタでプログラムファイルを作成、コマンドプロンプトでコンパイル、実行という基本的な手法もありますが、せっかく1章で開発環境「Eclipse」を導入しましたので、 ここではEclipseを用いてプログラミングしてみましょう。

まずは新規クラスファイルを作成してください。名前はここでは「Hello」にしておきましょう。そうすると「Hello.java」というファイルが生成されます。そのファイルに以下のプログラムを入力し、保存して下さい。
※Eclipseではまず「Javaプロジェクト」を作成する必要があります。左フレーム「パッケージ・エクスプローラ」上で右クリックメニュー→新規→プロジェクトで作成して下さい。名前は特に決まりはありません。 作成したプロジェクト以下でクラスファイルを作成していきます。(パッケージはとりあえずデフォルト・パッケージで構いません)

public class Hello {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello World!");
    }
}

それでは実行してみて下さい。「コンソール」タブに以下の一文が表示されるはずです。

Hello World!

Eclipseで実行するとコンパイルと実行を一度に行ってくれます。これでプログラム作成から実行までの流れを体験したことになります。

プログラムの意味

「見よう見真似でプログラムを作成、実行して成功したのはいいけれど、そのプログラムの中身は何を意味しているんだ?」
もちろんこの内容の意味を理解しないとプログラムは書けるようにはなりません。それでは内容を見ていきましょう。

public class Hello {
    ・・・
}

ここでは「クラス」の宣言を行っています。Javaの全てのプログラムは「クラス(class)」という単位で構成されます。クラスは2.1節で触れた「オブジェクト」の雛形を表すものです。
ここでは「Hello」がクラス名です。注意しなくてはならないのはファイル名は「クラス名.java」にしなくてはならないルールがあることです。ですので今回は「Hello.java」というファイルを用意しました。

public static void main(String[] args) {
    System.out.println("Hello World!");
}

2行目がプログラムで行う処理の定義で、3行目が処理の内容になります。
2行目の「main」は処理の名前です。こうして処理に名前をつけるのですが、これをメソッドと呼びます。1つのクラスには複数のメソッドを定義できますが、 「main」メソッドは1つしか定義できません。そして形式も2行目の一文のように書くように決まっています。
3行目は実行すれば文字列を表示する処理です。「System.out.println」は標準出力に文字列を出力するためのメソッドで、()内の引数を表示します。

このサンプルプログラムはJavaプログラムの基本的な構成を表していますので、理解しておきましょう。

まずはプログラム作成から実行まで一連の流れをおさえましたが、どうでしたでしょうか。次回からはJavaプログラミングを行う上で知っておきたい基礎知識「変数」「演算子」「制御文」について解説を進めていきます。

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