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2.6 DatabaseOperation

setUp、およびtearDownメソッドでは、DatabaseOperation.CLEAN_INSERTを利用してテーブルデータの操作を行いました。DatabaseOperationは他にも、以下のような操作を提供しています。

操作 説明
DatabaseOperation.UPDATE update処理を行います。この操作を実行すると、引数で指定されたデータセットのように、テーブルを更新します。この操作はSQLのupdate文を実行します。よって、テーブルにはすでにIDataSetで表されるデータが登録されている必要があります。データが存在しない場合は、エラーになります。
DatabaseOperation.INSERT insert処理を行います。この操作を実行すると、引数で指定されたデータセットをテーブルに挿入します。この操作はSQLのinsert文を実行します。よって、テーブルに該当データがすでに存在する場合は、エラーになります。
DatabaseOperation.DELETE delete処理を行います。データセットで表されるデータをテーブルより削除します。
DatabaseOperation.DELETE_ALL データセットで示されているテーブルのすべてのデータを削除します。
DatabaseOperation.TRUNCATE データセット内で示されているテーブルそのものを削除します。
DatabaseOperation.REFRESH 文字通り、対象のデータベースを「リフレッシュ」します。既にデータが存在する場合はデータを更新し、存在しない場合は挿入します。テーブルに存在するがデータセットに含まれないデータは何も変化しません。
DatabaseOperation.CLEAN_INSERT DELETE_ALL処理を実行した後、 INSERT処理を実行します。

場合によって、上記操作を使い分けましょう。

実習課題2

実習課題1のテストクラスで使用するDatabaseOperationをいろいろ変更し、動作の違いを確認しなさい。

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