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5. ベンチマークテストの実行

2006.06.02 株式会社四次元データ 内田康介

5.1. ベンチマークテストの実行

ベンチマークテストの実行は以下のコマンドで行うことができます。

$ pgbench test

ベンチマークテストを実行し、終了すると以下のように出力されます。

starting vacuum...end.
transaction type: TPC-B (sort of)
scaling factor: 1
number of clients: 1
number of transactions per client: 10
number of transactions actually processed: 10/10
tps = 20.129392 (including connections establishing)
tps = 20.581468 (excluding connections establishing) 

この出力の意味は以下のようになります。

出力 内容
starting vacuum...end. テスト開始前にデータベースのゴミ掃除を実行
transaction type テストで実行されたトランザクションの種類
scaling factor スケーリングファクター
number of clients 同時に実行するクライアント数
number of transactions per client 1クライアントが行うトランザクション数
number of transactions actually processed 今回のテストで処理されたトランザクション数
tps 1秒間で処理されたトランザクション数
including connections establishing tpsの算出にクライアントとデータベースとの接続が確立されるまでの時間を含める
excluding connections establishing tpsの算出にクライアントとデータベースとの接続が確立されるまでの時間を含めない

上からベンチマークでシミュレートした条件が順に書かれており、下の3行がテスト結果であるということがわかります。

5.2. 条件を指定してベンチマークテストの実行

ベンチマークテストを実行する際に、 オプションを指定することで様々な条件の設定を行なうことができます

以下に条件と、条件を設定した場合の実行例・出力例を示します。

条件

  • 検索処理のみ実行する
  • 同時に接続するクライアント数は10
  • 1クライアントあたりのトランザクション数は100

実行例

$ pgbench -S -c 10 -t 100 test

出力例

starting vacuum...end.
transaction type: SELECT only
scaling factor: 1
number of clients: 10
number of transactions per client: 100
number of transactions actually processed: 1000/1000
tps = 967.294796 (including connections establishing)
tps = 1053.326775 (excluding connections establishing)

このように条件を設定することで全く違った種類のテストを実行することができます。

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