1. Jena の導入2005.12.27 株式会社四次元データ 中井隆史
Jena 1章 Jena の導入
1.1. Jena とはJena とは HP Labs (http://www.hpl.hp.com/)によって開発された、 Java によるセマンティックWebアプリケーション開発のためのフレームワークです。 セマンティック Web はコンピュータにとって理解可能な Web を構築しようという試みです。 RDF は特定のシステムやアプリケーションに依存せずに相互理解を可能にするための仕組みです。 セマンティック Web や関連技術については、 トップカテゴリのセマンティックWeb以下で解説しているので、参考にしてください。 Jena は RDF で表されるデータ(知識)を処理し利用するためのさまざまな機能を提供します。 Jena の主な機能は次のようなものです。
1.2. インストールJena はhttp://jena.sourceforge.net/downloads.html からダウンロードすることができます。 現在最新のバージョンは Jena2.3 ですので Jena-2.3.zip をダウンロードします。 次にダウンロードした ZIP ファイルを適当なフォルダに解凍します。 解凍するとソースや APIDocs などさまざまなファイルが得られます。 このうち lib というフォルダに 14 個の jar ファイルが入っています。 Jena を利用するときにはこられの jar ファイルをクラスパスに含むようにします。 1.3. Jena で扱うモデルの構造RDF のデータモデルは 基本的にリソースとプロパティ、リテラル、ステートメントで表します。 ステートメントは主語、述語、目的語の組で表されます。 主語はリソース、述語はプロパティ、目的語はリソースまたはリテラルです。 Jena でもこの考え方は基本的に変わりません。 主に以下のようなインタフェースを利用して処理をします。
ここで挙げたインタフェース以外にも、 com.hp.hpl.jena.rdf.model.Alt や com.hp.hpl.jena.rdf.model.Seq, com.hp.hpl.jena.rdf.model.Bag などといった RDF を扱うためのものや、 com.hp.hpl.jena.rdf.model.infModel のように推論のためのもの、 オントロジや RDQL を処理するためのものなど、多くのインタフェースやクラスが Jena にはあります。 |
![]()
![]()
|