2. 構文と語彙集2006.01.04 株式会社四次元データ 中井隆史
Jena 2章 構文と語彙集
2.1. Jena が対応している RDF 構文RDF で表される情報を記述する構文として目にする機会が多いのは XML ですが、 RDF を表す構文は他にも存在します。 Jena が対応している構文には次のようなものがあります。
RDF/XML と RDF/XML-ABBREV は RDF の XML 表記です。 違いは出力のときにしか出ないため出力の章で説明します。 N3、TURTLE、N-TRIPLE はステートメントを直接記述する構文で、コンパクトで明瞭な表現をすることができます。 基本的に N-TRIPLE は TURTLE のサブセットで TURTLE は N3 のサブセットです。 仕様で N3 と TURTLE は文字コードに UTF-8 を用いるため日本語もそのまま使用できます。 一方、N-TRIPLE は 7-bit の ASCII コードを用います。 そのため範囲外の Unicode 文字は "\u56DB"や"\u20AC"のようにエンコードする必要があります。 N3形式
@prefix dc: <http://purl.org/dc/elements/1.1/>.
@prefix vcard: <http://www.w3.org/2001/vcard-rdf/3.0#>.
<http://tech.4dd.co.jp> dc:creator
[ vcard:EMAIL "yojigen@4dd.co.jp" ;
vcard:NAME "四次元太郎"] .
N-TRIPLE形式
<http://tech.4dd.co.jp>
<http://purl.org/dc/elements/1.1/creator> _:A .
_:A <http://www.w3.org/2001/vcard-rdf/3.0#EMAIL>
"yojigen@4dd.co.jp" .
_:A <http://www.w3.org/2001/vcard-rdf/3.0#NAME>
"\u56DB\u6B21\u5143\u592A\u90CE" .
2.2. 語彙集セマンティック Web を有効に用いるためには、コンピュータにとって共通認識が可能にするための、語彙集が必要です。 語彙集には RDF モデルを記述するための RDF Model & Syntax や、 オントロジを記述するための RDF SchemaとOWL 以外にも RSSなどアプリケーションとして利用するためのものがあります。 セマンティック Web では、語彙集や語彙を URI を使って区別します。 しかし URI は長くなることが多く管理や記述が大変です。 Jena では、一般的で頻出する語彙集やそこに含まれる語彙を簡単に扱うことができるように、 com.hp.hpl.jena.vocabulary というパッケージで管理しています。 各語彙集はクラスとして、実際の語彙はクラス変数として定義されています。 例えば"com.hp.hpl.jena.vocabulary.RSS.title"は RSS1.0 の title(http://purl.org/rss/1.0/title) を表します。 com.hp.hpl.jena.vocabulary に含まれる語彙集でよく目にするものには次のようなものがあります。
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