Webアプリ開発エンジニアのための技術情報サイト「テックスコア」

セマンティックWebの構成

セマンティックWebは、World Wide Webの開発者ティム・バーナーズ・リーによって提唱された構想です。人がHTMLページを要求して閲覧する形のWebを、コンピュータにも理解できる形に変え、膨大なデータベースとして再構築しようというものです。

例えば以下のような商品情報が掲載されたウェブページがあるとします。

  1本 1ダース
鉛筆 100円 1000円
ボールペン 200円 2000円

これを人は、商品と値段の一覧であると理解することができます。しかしコンピュータが、どの部分が商品名で、どの部分が値段であるか理解するのは至難の技です。 これはHTMLが、どの項目がどのような意味を持っているのか、表現する術を持っていないためです。

これを解決する1つの技術がXMLです。XMLでは、タグを独自に定義することによって、文書にメタデータ(データに関する情報)を与えることができます。
例えば先ほどの商品の一覧表も、

<productList>
   <product>
      <name>鉛筆</name>
      <unit>1本</unit>
      <price>100円</price>
   </product>
   <product>
      <name>鉛筆</name>
      <unit>1ダース</unit>
      <price>1000円</price>
   </product>
   ...
</productList>

とすることによって、どこが商品名か値段かの情報を与えることができます。

しかしメタデータを独自のタグとして表現するといっても、組織によってメタデータは異なります。同じ<product>タグの使用法が、組織によって異なることも十分考えられます。Webを膨大なデータベースとして再構築するためには、そのような違いも乗り越えて、コンピュータが理解できるようにしなければなりません。

上記のような問題を解決してセマンティックWebを実現するために、以下の9階層(+1)の技術階層に分けて、順次開発が進められています。

セマンティックWeb 技術階層

Ontologyまでの下位5階層が、意味を正確に記述するためのものです。
Rule以上の4階層が、記述された意味を解釈処理するためのものです。
現在はW3Cによって、Ontologyまでの5階層の仕様が定義されています。ここではURIから順に、それぞれの技術に関して解説を行っていきます。



  TECHSCOREのTOPページへ  
techscore(トップページへ)
TECHSCORE書店
TECHSCOREトップページJavaSQLXMLリッチクライアントモデリングセマンティックWebその他技術Tuigwaa