5. データの参照
SQL 5章 データの参照
データが入力されたテーブルから必要なデータを参照するには、SQL 文を用いてデータベースに問い合わせなければなりません。このようにデータベースに問い合わせて指定した情報を生成させる命令をクエリ (QUERY) といいます。具体的には SELECT 文を用いてデータベースに欲しいデータを生成するように指示します。 SELECT 文の説明のために次の受注表を用意します。既にテーブルの定義とデータの入力は終っています。
以後、説明文での受注表とは上表を指します。 5.1. SELECT によるデータの参照テーブルからデータを参照するには、SELECT 文を用います。SELECT に続けて参照したい列名、続けて FROM と参照するべき列の存在するテーブル名を記述します。基本構文は次の通りです。 SELECT 列名 , 列名 , .... FROM テーブル名; 受注表から、受注番号、顧客コード及び商品コードを参照する時は、次のような SQL を記述します。 -- sample.11-1 -- /* データの参照 */ SELECT 受注番号 , 顧客コード , 商品コード FROM 受注表 ; /* 実行結果 */ 受注番号 | 顧客コード | 商品コード ----------+------------+------------ 10001 | 001 | 102 10002 | 002 | 101 10003 | 001 | 103 10004 | 001 | 103 10005 | 003 | 101 10006 | 001 | 101 10007 | 002 | 102 10008 | 002 | 101 10009 | 001 | 102 10010 | 003 | 101 10011 | 001 | 102 10012 | 003 | 103 全列を参照する場合は、列名を書く代わりに "*" と書くことも可能です。 -- sample.11-2 -- /* データの参照 */ SELECT * FROM 受注表 ; /* 実行結果 */ 受注番号 | 顧客コード | 商品コード | 受注個数 | 納品日 ----------+------------+------------+----------+---------- 10001 | 001 | 102 | 30 | 20010401 10002 | 002 | 101 | 20 | 20010401 10003 | 001 | 103 | 10 | 20010402 10004 | 001 | 103 | 15 | 20010402 10005 | 003 | 101 | 15 | 20010403 10006 | 001 | 101 | 15 | 20010404 10007 | 002 | 102 | 20 | 20010404 10008 | 002 | 101 | 20 | 20010405 10009 | 001 | 102 | 20 | 20010406 10010 | 003 | 101 | 10 | 20010406 10011 | 001 | 102 | 25 | 20010407 10012 | 003 | 103 | 20 | 20010407 DISTINCT という引数を利用すれば、出力から重複した値を削除することができます。次の例では、受注表から納品日を出力しますが、重複するものを削除して表示します。 -- sample.11-3 -- /* データの参照 */ SELECT DISTINCT 納品日 FROM 受注表 ; /* 実行結果 */ 納品日 ---------- 20010401 20010402 20010403 20010404 20010405 20010406 20010407 |
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