目次へ

1. バッファ

1.1. New I/O の概要

New I/O(NIO)APIはJDK1.4で追加された機能です。NIOには、java.ioパッケージの入出力機能を補足するいくつかの機能が用意されています。

NIOの主な構成要素は次の通りです。

パッケージ
説明
java.nio NIO全体で使用される「バッファ」クラス
java.nio.channels 「チャネル」「セレクタ」クラス
java.nio.channels.spi 「チャネル」のサービスプロバイダクラス
java.nio.charset 「キャラクタセット」に関するクラス
java.nio.charset.spi 「キャラクタセット」のサービスプロバイダクラス
java.util.regex 「正規表現」に関するクラス

1.2. バッファ

バッファ(Buffer)は、プリミティブ型のデータを保存するための入れ物です。バッファクラスは、boolean型以外のすべてのプリミティブ型に対して用意されています。

クラス
説明
ByteBuffer
byte型用のバッファクラス
CharBuffer
char型用のバッファクラス
ShortBuffer
short型用のバッファクラス
IntBuffer
int型用のバッファクラス
LongBuffer
long型用のバッファクラス
FloatBuffer
float型用のバッファクラス
DoubleBuffer
double型用のバッファクラス

これらのクラスはすべてjava.nioパッケージに属しており、java.nio.Bufferクラスを継承しています。クラス間の関係は次の図のようになります。

クラス間の関係図

MappedByteBufferについては後で説明します。

 

↑このページの先頭へ

こちらもチェック!

PR
  • XMLDB.jp